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1期10話
1期10話「夏、はじまる。」

かすみ「うぐぐぐ…」

かすみ「こんな点数なんて…」

璃奈「うわあ…」

しずく「22点でにゃんにゃん! かわいいじゃん」

かすみ「全然かわいくないよぉ!」

侑「まあまあ」

侑「テストの結果は置いといて これで1学期はおしまい!」

歩夢「明日からいよいよ 待ちに待った夏休み!」

せつ菜「今から スクールアイドル同好会 夏合宿 出発です!」

せつ菜以外「お〜!」




いこう! 明日へ

虹のMelodies


青空 雨あがり

希望の 風吹いて(Blowing)

予感のなか 踏み出すよ 最初の一歩


世界が きらめいて

ココロに 湧き上がる(Feeling)

「いま駆け出したいんだ…!!」

(Move on!  Move on!)


重ねあう 小さなメロディ(Our Colors)

弧を描いてほら 街中に響くよ

(Reaching for far blue sky!)

いっしょに歌おう!


溢れだす この気持ち

胸の奥 もう止まらない

虹色Passions!

勇気に染まるColors


果てしない 空のむこう

ミライへと 橋をかけよう


高鳴る シンパシー

キセキ咲いてくよ

いこう! 明日へ

光れMelodies


そうきっと ひとりじゃないよ

いつもみんな いるから

夢と夢 繋いでいこう



愛「合宿所って…」

歩夢, かすみ, しずく, 果林, 愛, 彼方, エマ, 璃奈「学校!?」

侑「学校じゃ〜ん!」



かすみ「んも〜 てっきり海辺の別荘とかに泊まるのかと…」

せつ菜「そんな無駄遣いはできません!」

せつ菜「それに 合宿ならここで十分です」

せつ菜「研修施設ですから 一とおりの宿泊設備はそろってますし」

侑「うん 布団もバッチリ!」

歩夢「だね」

しずく「ステキな合宿になりそうじゃないですか」

璃奈「璃奈ちゃんボード 『ワクワク』」

せつ菜「では 練習は明日からにして 今から晩御飯にしましょう」

侑&歩夢「フフッ」



彼方「う〜ん いいにおい」

侑「うわ〜 すご〜い!」

エマ「チーズディップのサラダも出来たよ〜」

かすみ「デザートもいい感じです〜!」


璃奈「ん? 独創的な香り…」

璃奈「くんくん」

せつ菜「出来ました〜」

せつ菜「お味見いかがですか?」

璃奈「うっ… うん…」


せつ菜「どうですか?」

璃奈「うっ!?」

せつ菜「え!? 驚くほどおいしいんですか?」

璃奈「あわわわわわわ!」


愛「オッケー! こっちも完成だよ!」



侑「おいしそ〜!」

全員「いっただっきま〜す!」


彼方「どうぞ〜」

果林「熱々〜」

エマ「うんうんうん…」

エマ「ん〜! ピッツァボ〜ノ!」

彼方「でしょでしょ〜?」

彼方「彼方ちゃん特製ピザ 生地から作ったんだよ〜」

しずく「こっちのディップも最高です〜!」

エマ「あっ それクラッカーにつけても合うよ」

歩夢「は〜むっ」

歩夢「ほんとだ〜!」


璃奈「あっ それは…!」

侑「はむっ」

侑「ん〜! こっちも見た目よりもマイルドでおいしい!」

せつ菜「それはよかったです!」


璃奈「え!?」


侑「せつ菜ちゃんが作ったの?」

せつ菜「そうなんです! 自信作ですよ〜!」


彼方「フフッ ちょっと味を調整したんだ」

璃奈「ホッ」



かすみ「さあ〜 パーティー感マシマシにしちゃいますよ〜!」

侑, 歩夢, しずく, 果林, 愛, 彼方, せつ菜, エマ「わあ〜…!」


しずく「は〜むっ」

彼方「フフッ こんなに楽しいと 合宿だって忘れちゃいそ〜」

愛「明日の朝御飯もパーティーみたいにしちゃおっか」

エマ「あっ みんなで卵かけ御飯とかどう?」

璃奈「卵かけ御飯 好き」

しずく「だったら オムレツと目玉焼きとたまごサンド作って 卵パーティーにしませんか?」

侑「それいいかも!」

歩夢, かすみ, しずく, 果林, 愛, 彼方, エマ, 璃奈「おいしそ〜!」

せつ菜「何言ってるんですか そんな時間ありませんよ」

せつ菜「この合宿では 日頃足りていない練習と 私たちのライブの内容をまとめるんですから!」

侑「ライブか〜 DIVER FES ほんとすごかったなあ」

かすみ「あ〜 かすみんも早くステージに立ちたいです!」

かすみ「そのときはかすみんのめちゃかわパワーで お客さんをめろめろにしちゃいます〜!」

しずく「私は自信を持って自分を表現したいです!」

彼方「彼方ちゃんはベッドの上でリラックスしたいな〜」

愛「愛さんは ライブでダジャレぶちかましたい!」

エマ「来てくれた人みんなと 手をつないで踊ったりしたいなあ」

璃奈「オンライン中継で 離れた人ともつながりたい」

果林「DIVER FES以上に 本気の私を見せるつもりよ」

せつ菜「私も 私の大好きを叫びたいです」

歩夢「ステージに立つだけで 胸がいっぱいになっちゃいそうだよ〜」

侑「フフッ みんな ほんとにバラバラだね」

侑以外「あ…」

侑以外「アハハッ」

侑「でも すごいライブができそう!」

侑「個性がぶつかり合って お互いを刺激し合えるような…」

せつ菜「ですね」

せつ菜「バラバラな私たちだからこそできる ソロステージの集合」

せつ菜「そんな虹ヶ咲のライブをやりましょう!」

かすみ&彼方「うん!」

しずく「はい」

侑「早く見たいなあ みんなのライブ…」

愛「ねえ ゆうゆはどんなライブ見てみたい?」

侑「え? う〜ん 私は…」

侑「みんなのステージが見られるだけで トキめいちゃう!」



侑「はぁ〜 食べ過ぎちゃった〜」

歩夢「そういえば小学校の時の林間学校でも 二人でお皿洗ったよね〜」

侑「ああ カレー作った時だっけ?」

歩夢「違うよ〜 それは中学の時でしょ」

侑「あっ そっか」

侑「…って いっつも一緒にやってるね」

歩夢「フフッ だね」

歩夢「これからも ず〜っと一緒にいたりして」

侑「そうだねえ」

侑「よろしく頼みますよ 歩夢おばあさん」

歩夢「もう〜 侑ちゃんたら〜!」

侑&歩夢「フフフッ」



しずく「うっ くっ…!」


エマ「うわ〜 いろんなメークがあるんだねえ」

果林「気分が変わって 楽しいわよ」

彼方「へえ〜」


璃奈「今だよ 今」

しずく「ええ〜!」

かすみ「ちょっと1年生!」

しずく&璃奈「ん?」

かすみ「こっちこっち」

かすみ「集合〜」



歩夢「あれ? 侑ちゃん どこ行っちゃったのかなあ?」


果林「こっち試してみる?」

エマ「うん!」


歩夢「ん?」

歩夢「もう 置きっぱなし!」

せつ菜「かすみさんたちも しばらく姿が見えないですねえ」

せつ菜「明日の練習に備えて みんな休まなくてはいけないのに」

歩夢「私 ちょっと見てくるね」

せつ菜「私も 探してきます」

愛「ほ〜い」


愛「ん?」



璃奈「うわああ〜」

かすみ「うわああ!」

しずく「ああああっ!」

璃奈「ううっ」

かすみ「ぐへっ」


璃奈「いててて…」

かすみ「いててててっ!」

しずく「いたたた!」

愛「ぷっ!」

愛「何やってんの? みんな〜!」


愛「へえ〜 面白いじゃ〜ん!」

かすみ「『面白い』じゃなくて 『怖い』ですよぉ!」

愛「アハハッ ごめんごめん」

愛「でも 本気で脅かす気なら もっと雰囲気つけたりとかさあ」

しずく「なるほど 演出が大事ですね!」

愛「っていうかしずくのメーク めちゃくちゃ気合入ってるねえ!」

しずく「フフフッ かすみさんにも言われたんです」

しずく「次の舞台 お化け役もいけるって」

愛「さすがかすかす 人を乗せるのうまいねえ」

かすみ「かすかすじゃなくてかすみんですぅ!」

かすみ「っていうか愛せんぱ〜い?」

愛「へ?」

かすみ「このまま帰すわけにはいきませんよ〜?」



侑「みんな すごいなあ」

侑「自分のやりたいこと しっかり分かってて」

侑「私も 何か…」


侑「スー…」



せつ菜「あ…」



せつ菜「音楽室の使用許可は取ったんですか?」

侑「ん? うわあっ!」

せつ菜「フフフッ 冗談ですよ」

侑「もう 脅かさないでよ〜」

せつ菜「ピアノ 随分上手になりましたね」

侑「ううん まだまだだよ」

侑「いっぱい練習したら もっとうまくなるかなあ」

せつ菜「私も 歌やダンスを 何度も練習しました」

侑「何度も… か」

侑「やっぱり 何事も練習あるのみだね」

せつ菜「ですね」


せつ菜「前にここで話したの 覚えてますか?」

侑「うん」

せつ菜「私が今 スクールアイドルをできているのは あの時の侑さんのおかげです」

侑「え?」

せつ菜「侑さんの言葉がなかったら きっと大好きを叫べないまま 自分を押し殺して生きていました」

せつ菜「だから… 私の大好きを受け止めてくれて ありがとう」

侑「別にそんな…」

侑「ただ私は せつ菜ちゃんの歌が聴きたくて」

せつ菜「フフッ」

侑「せつ菜ちゃんやみんなの歌を聴くと 元気がもらえるんだよね」

侑「DIVER FESの時も すっごく感動しちゃって」

侑「周りで応援する人たちの熱意に包まれて 私 夢中でステージを見て…」

侑「で 気が付いたらあっという間に終わってた」

せつ菜「あ…」

せつ菜「侑さんからは そんなふうに見えてるんですね」

侑「え?」

せつ菜「私たちに見えるのは ステージからの景色だけですから」

侑「そっか…」

せつ菜「あの…」

せつ菜「いつか侑さんの大好きが見つかったら 今度は私に応援させて下さい」

侑「私の?」

せつ菜「はい」

せつ菜「侑さん自身の 大好きを」



侑「夜の学校って 何か不思議な感じ」

せつ菜「ほんとにそのとおりです…」

せつ菜「うわああっ!」

侑「ん? ああっ!」


歩夢「もう 侑ちゃんどこに…」

歩夢「ん?」


歩夢「え…?」



彼方「あっ 次これとかどう?」

果林「いいじゃない」

エマ「いいねえ!」

果林「こっちの色はどう?」

エマ「あっ いいかも〜!」


エマ「えっ なに!?」

璃奈「ワーハッハッハッハー!」

かすみ&しずく「イ〜ヒッヒッヒッヒ〜…」

果林「ん…?」

彼方「ん?」

エマ「ん〜?」

果林「何か 用かしら?」

かすみ&しずく「きゃあああ!」

璃奈「うわあああ!」

侑「な… 何?」



せつ菜「一体何をしているんですか!」

せつ菜「おふざけにも程があります」

かすみ「ちょ〜っと楽しくしようと思っただけなのに…」

エマ「そうそう」

果林「そんなに目くじら立てなくても…」

せつ菜「何ですか!?」

かすみ, しずく, 果林, 彼方, エマ, 璃奈「ひぃぃっ!」

愛「まあまあ 明日から練習だし もう寝ようよ」

侑「だね」

せつ菜「ハァ… そうですね」

かすみ, しずく, 果林, 彼方, エマ, 璃奈「ハァ…」



かすみ「フッ」

かすみ「ヒーヒッヒッヒッヒッ お前たちに…」

せつ菜「フンッ!」

かすみ「本当のきょう…!」

かすみ「ぐは…」

しずく&璃奈「ひぃぃぃ!」

せつ菜「せつ菜… スカーレットストーム…」

愛「寝てるのにすごい」

璃奈「おとなしく… 寝るしかない…」


歩夢「ん…」



侑「あと3周いきま〜す!」

かすみ「このまま練習だけじゃ せっかくの合宿つまらなすぎです〜!」

愛「だったらさ 愛さんのアイデア 乗ってみる?」

愛「アイだけにね! えへっ」

璃奈「あ…」

彼方「フフッ」

果林「フッ」


せつ菜「ハァッ ハァッ ハァッ…」

かすみ「はい 次の鬼 せつ菜先輩で〜す!」

果林「さあ 逃げるわよ〜!」

せつ菜「ちょっと! ランニングは鬼ごっこじゃありませんよ!」

愛「よ〜し! 捕まえに行きますか!」

せつ菜「え!?」

エマ「うん! 手分けして捕まえよう!」

彼方「だね」

せつ菜「いえ! ちゃんとトレーニングを…!」

愛「まあまあいいじゃん 鬼ごっこも走るのは一緒だし」

エマ「そうだよそうだよ!」

せつ菜「ええ!? ちょっと待って下さい!」


果林「ほら侑も! 逃げるわよ!」

侑「え? あっ うわああ!」


かすみ「よっと!」

かすみ「ふふ〜ん 簡単には捕まりませんよ〜だ」


せつ菜「逃しませんよ!」


かすみ「いひひひ…」



愛「待て待て〜!」

侑「フフフフッ!」


せつ菜「待ちなさ〜い!」

しずく「アハハハッ!」


エマ「待て〜!」

果林「うわあっ アハハッ!」



侑「ええ!?」

彼方「す〜…」

侑「寝てるの!?」

彼方「すぅ…」

侑「もう 彼方さん? またこんなところで寝ちゃって…」

彼方「よっと!」

侑「え!?」

彼方「ふふふ〜 捕まえたよ〜」



彼方「うん 侑ちゃんはバッチリ部室に確保したよ〜」

せつ菜「ラジャー!」

侑「あ〜あ あんな手に引っ掛かるなんて」

侑「せっかく面白かったのに…」



侑「東雲…」


侑「藤黄…」


侑「…あ」




Find a way キミとだったら

迷子だって 悪くはないね

正解も 輝きもひとつじゃないから

Just like a Rainbow Colors…



女性A《かっこいいじゃん!》

女性B《うん! 初めて見たけど好きになっちゃった!》



侑(きっと果林さんを…)

侑(ううん スクールアイドルすら知らなかった人たちなのに あの場にいるほとんどの人が 声援を送ってくれてた)

侑(あんなライブがいい)

侑(歓声の中で ステージも客席も スクールアイドルを思うみんなの心が 一つになるような…)


侑「ん?」

せつ菜「ようやく全員確保です!」

侑「あ… みんな お疲れさま」

しずく「結局 トレーニングと変わらないくらい走りましたね」

エマ「汗もびっしょり」

果林「だったら…」

果林「もう次は決まりね」

せつ菜「え?」



彼方「やっぱりみんな水着持ってきてたんだね〜」

果林「せつ菜もちゃ〜んとかわいい水着あるんじゃない」

せつ菜「え… ええ まあ… 一応その… 念のため…」

エマ「じゃあ いっくよ〜!」

果林「フフッ」


歩夢「えへへ 侑ちゃんやっぱりその水着似合ってるね」

侑「ほんと?」


エマ「彼方ちゃん すやぴかな〜?」

果林「ウフフッ」

彼方「ぷかぷか〜」


愛「オラオラオラ〜!」

かすみ「ちょっとやめて下さい〜!」

愛「くらえ〜!」


璃奈「それっ」

せつ菜「あっ わっ」

しずく「アハハッ!」



果林「ほら見て?」

歩夢「わあ…」

璃奈「璃奈ちゃんボード『じぃ〜』」


しずく「はいっ」

彼方「お〜」

エマ「えいっ」

彼方「おお〜!」

しずく「あああっ あっ!」


歩夢「ねえ 侑ちゃん」

侑「ん?」

歩夢「ほんとは今頃 二人で予備校行ってたかもしれないんだよね」

侑「だよね」

歩夢「でも やっぱりこうして一緒にいる」

侑「だね」

歩夢「同好会に入るって決めた日のこと 覚えてる?」

侑「うん もちろん」

歩夢「侑ちゃんがあの時 私のスクールアイドルの夢を 一緒にみるって言ってくれたの すごくうれしかったなあ」

侑「スクールアイドルの夢…」

侑「そっか あの時 歩夢が勇気を出してくれたおかげなんだ」

歩夢「ん?」

侑「歩夢の夢を一緒に追いかけて 今の私がいる」

歩夢「うん」

侑「そして みんなとも」

歩夢「え?」

侑「周りにどんどん輪が広がって いつの間にか スクールアイドルが好きな人たちで すごく大きな力が生まれてた」

侑「ありがとう 歩夢」

歩夢「あっ…」

侑「私も勇気を出して 今の私にできること やってみる」

歩夢「できる… こと…?」

侑&歩夢「あ…」


果林, 彼方, エマ「わあ…!」

愛&せつ菜「わあ!」

かすみ, しずく, 璃奈「うわ〜!」



侑「今度の私たちのライブ 虹ヶ咲だけじゃなくて もっと大きなライブにしたい!」

侑以外「え?」

侑「あのね こないだのDIVER FES ほんとすごくって」

侑「それってきっと 観客の応援とステージが一つになったから生まれた トキメキがあって」

侑「それが会場にあふれてたからじゃないかって」

侑「そんなトキメキを生み出せるような あの時以上のライブがしたい!」

侑「スクールアイドルもファンも 全部の垣根を越えちゃうような!」

侑「ニジガクとか東雲とか藤黄とか そんな学校とかも関係なく」

侑「スクールアイドル好きみんなが楽しめる お祭りみたいなライブ」

侑「知らなかったスクールアイドルに出会ったり ファンの熱い声援に勇気をもらえたり」

侑「そこにいるみんなの心が強く響き合って 新しい大好きが生まれる!」

せつ菜「あっ…!」

侑「そういう場所で みんなに思い切り歌ってほしい!」

侑以外「あ…!」

しずく「何というか… その… ドキドキしました!」

彼方「スクールアイドルとファンの垣根を越える」

かすみ「みんなが楽しめる お祭りみたいなライブ!」

愛「お祭り… 愛さん大好き!」

璃奈「うん すごく面白そう」

エマ「私 そのステージに立ってみたい!」

侑「みんな…!」

果林「フフッ」

果林「…にしても侑ってほんと すごいこと考えるわね」

せつ菜「ですが ファンを巻き込み 他校も巻き込むとなると きっと大変ですよ?」

侑「うん それでもやってみたい」

侑「アイドルじゃない私だからできることもあるって そう思うから!」


侑「私もそこから何かを始めたい!」

愛「よ〜し! じゃあみんなで 頑張ろう!」

全員「オー!」



愛, エマ, 璃奈「わあ!」

かすみ, しずく, 彼方「わあ…!」

果林, せつ菜「わあっ!」

侑「スクールアイドル… フェスティバル…」

侑「あっ」


侑「スクールアイドルが好きな みんなのためのお祭り!」

侑「スクールアイドルフェスティバル!」


せつ菜「やりましょう! スクールアイドルフェスティバル!」

せつ菜「私たちならきっとできます!」

かすみ, しずく, 果林, 愛, 彼方, エマ, 璃奈「うん!」


侑&せつ菜「フフッ」

歩夢「あ…」


愛「よっしゃ〜! 次は枕投げ大会だ!」

せつ菜「フフン 望むところですよ!」

かすみ「ひぃぃ〜 ハンデありでお願いしますぅ〜!」




ゆっくりと走るこの道 何かが生まれかけてるんだ

それを伝えたいよ 君へと伝えたいんだ


毎日見上げる空の 青さも 季節ごと変わって

決まりはないね 自由に 描いてと 誘われてるよ


あせらないで 行こう!

ときめく 時間を楽しんで もっと!

みんな 自分が好きなことを 追求しちゃおう


どこに向かうか まだ分からないけど

面白そうな未来が待ってると

笑いあえる 君がいれば

嬉しい 今日も ありがとう


さあ これからはそれぞれの地図マップ

広げたら 気軽に飛び出そう

夢見て 憧れて また夢が見たいんだ

見たい、見たいんだ!



歩夢「次回 『みんなの夢、私の夢』」