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1期2話
1期2話「Cutest♡ガール」

かすみ(世界で一番のワンダーランド)

かすみ(そんな場所に行けると… 思ってたのに…)



せつ菜《かすみさん! もっと振りを大きく! 熱量が感じられません!》

かすみ《ハァ… ハァ…》

エマ《せつ菜ちゃん 少し休憩しよう?》

彼方《詰め込みすぎはよくないよ〜》

せつ菜《そんな時間はありません!》

せつ菜《スクールアイドルが大好きなんでしょう? やりたいんでしょう!?》

せつ菜《こんなパフォーマンスでは ファンのみんなに 大好きな気持ちは届きませんよ!》

しずく, 彼方, エマ《あ…》

かすみ《でも!》

かすみ《こんなの全然 かわいくないです…!》



菜々「何のご用です? ライフデザイン学科3年の 朝香果林さん」

果林「ウフフッ 生徒全員の名前を覚えてるって 本当なのね」

果林「じゃあ 優木せつ菜さんのことも知ってる?」

菜々「ええ」

果林「スクールアイドルに興味があって…」

果林「でも 誰に聞いても 学科もクラスも分からないのよね」

菜々「同好会は 優木さんとの話し合いの結果 廃部となりました」

菜々「スクールアイドルの話なら 彼女は会わないと思いますよ」

果林「そう… 残念」


はんぺん「ニャ… ニャッ」

かすみ「作戦開始です」

はんぺん「にゃ… にゃんにゃ〜」


菜々「ご用件はそれで…」

かすみ「きゃ〜 猫よ〜」

菜々「猫?」


菜々「うわっ!」


菜々「だぁっ… ううっ…」

菜々「ハァ!」

はんぺん「ニャー!」

菜々「あっ! 待ちなさい!」



かすみ「ササッ!」


かすみ「しめしめ 誰もいないです」


かすみ「うひょ〜!」

菜々「何をしているんですか?」

かすみ「うあっ!」

かすみ「う… う〜…」


かすみ「ぴゃ〜! もう戻ってきたんですか〜!?」

かすみ「しかし 目的は果たしました!」

かすみ「さらば!」

菜々「ああっ!」

菜々「お… お待ちなさい!」

かすみ「べー!」

菜々「まったく…」



かすみ「ハァッ ハァッ ハー… ふう…」


かすみ「にひひっ 大成功です!」



『虹色Passions!』

いこう! 明日へ

虹のMelodies


青空 雨あがり

希望の 風吹いて(Blowing)

予感のなか 踏み出すよ 最初の一歩


世界が きらめいて

ココロに 湧き上がる(Feeling)

「いま駆け出したいんだ…!!」

(Move on!  Move on!)


重ねあう 小さなメロディ(Our Colors)

弧を描いてほら 街中に響くよ

(Reaching for far blue sky!)

いっしょに歌おう!


溢れだす この気持ち

胸の奥 もう止まらない

虹色Passions!

勇気に染まるColors


果てしない 空のむこう

ミライへと 橋をかけよう


高鳴る シンパシー

キセキ咲いてくよ

いこう! 明日へ

光れMelodies


そうきっと ひとりじゃないよ

いつもみんな いるから

夢と夢 繋いでいこう



かすみ「わ… 私たちの部室が…」

かすみ「ああ… あ…」

かすみ「うう…」

かすみ「ひぃっ!」

菜々「普通科1年 中須かすみさん?」

菜々「何を言いたいかは 分かっていますよね?」

かすみ「あわわわわわわ…」

かすみ「ガクッ!」



かすみ「んっ!」

かすみ「あのイジワル生徒会長!」

しずく「怖かったね〜 でも 生徒会室に忍び込んだりするからだよ」

かすみ「んん〜 ん〜 ん〜 ん〜!」

しずく「部室… なくなったんだ…」


かすみ「こうなったら徹底抗戦だよ! しず子!」

しずく「え?」


かすみ《会長の横暴を許すな〜!》

しずく, 彼方, エマ《お〜》


しずく「アハハ… 気持ちは分かるよ」

かすみ「でしょ〜?」

しずく「せつ菜さんには相談した?」

かすみ「あっ… するわけないじゃん!」

かすみ「そもそも部室以外で会ったことなかったし」

しずく「そうだね…」

演劇部部長「しずく 行こ?」

しずく「はい…」

かすみ「アハハ…」

しずく「ごめんなさい 演劇部の稽古に行かなくちゃ」

かすみ「えっ?」

しずく「後で連絡するね」

かすみ「あっ ちょっと!」

かすみ「ううううう!」



かすみ「はむっ!」

かすみ「しず子の薄情者!」

かすみ「エマ先輩も彼方先輩も連絡取れないし…」

かすみ「こうなったら… かすみんが部長になって 同好会を存続させるしか!」

かすみ「かわいいあふれる かすみんワンダーランドをつくっちゃいますよ〜!」

侑「でも スクールアイドルって どうやってなるんだろ?」

かすみ「えっ!」

歩夢「スクールっていうくらいだから 部に入らないとダメなんだろうけど…」

かすみ「せ〜んぱ〜い!」

侑&歩夢「うわっ!」

かすみ「スクールアイドルにご興味あるんですか〜?」

侑&歩夢「…ん?」



かすみ「スクールアイドル同好会! 2代目部長のかすみんこと 中須かすみで〜す!」

侑「スクールアイドル同好会!? 私 高咲侑です!」

歩夢「上原歩夢です でも 同好会って廃部になったんじゃ…」

かすみ「諦めなければ同好会は永遠に続くのです!」

かすみ「お近づきの印に どうぞっ」

侑「いいの?」

かすみ「はいっ」

侑「いただきま〜す!」

侑&歩夢「は〜むっ」

侑&歩夢「んっ! おいしい!」

侑「これ あそこのお店の?」

かすみ「チッチッチッ そのパンはかすみんの手作りですよ」

侑「へえ〜 さすがスクールアイドル!」

侑「こんなにかわいくて料理までできるんだ〜!」

歩夢「ハッ!」

かすみ「ほえ? かわいい…?」

かすみ「そんなあ〜! そりゃ確かにかすみんはかわいいに決まってますけど〜!」

かすみ「侑せんぱ〜い 見る目ありますねえ!」

侑「え? そうかなあ」

歩夢「ん!?」

侑「誰が見たってかわいいよ」

歩夢「え!」

かすみ「ほんとですか〜?」

かすみ「じゃあ先輩方〜 そんなかわいいかすみんと スクールアイドルになりませんか〜?」

侑「え?」

歩夢「大丈夫かなあ?」

侑「う〜ん…」

かすみ「大丈夫です! 信じて下さい!」

かすみ「かすみん 最強にかわいいスクールアイドル同好会にしてみせますから!」

歩夢「あっ… かわいい… だったら やろうかな」

かすみ「入部決定ですね!」

侑「あっ ちなみに私は アイドル志望ってわけじゃないんだ」

かすみ「は?」

侑「歩夢を応援したくて」

かすみ「それって専属マネージャーってことですか?」

侑「ん? そうなのかなあ」

かすみ「ズルイです! それならかすみんのサポートもして下さい!」

歩夢「え!?」

かすみ「スクールアイドルとしては かすみんが先輩ですからね〜」

かすみ「部長には 絶対服従ですよっ」

侑「分かったよ 中須さん」

かすみ「もっと気軽に呼んで下さいよ〜!」

歩夢「だったら かすかすだね」

かすみ「うぁっ!」

かすみ「かすかすじゃなくてかすみんですぅ!」

歩夢「『なかすかすみ』だからかすかすかなぁって…」

かすみ「もう 二度も言わないで下さい!」

かすみ「かすみんってさんざんアピールしてるんだから それでお願いしますよ〜」

歩夢「アピールだったんだ…」

かすみ「早速これから同好会を始めますよ!」

かすみ「ついてきて下さ〜い!」



歩夢「よっ」

歩夢「やった!」

おばあちゃんたち「お〜!」

歩夢「えへへっ」

侑「これが同好会?」

かすみ「別の場所に行きましょう…」



侑「うるさすぎて聞こえないよ〜!」



歩夢「うしさんとかえるさんは…」

かすみ「ここも無理ですねえ…」

侑「何でわざわざ学園の外に?」

かすみ「かすみんは生徒会ににらまれてますから 校内での活動は厳しいのです」

侑「ん〜… あっ あそこなら!」



かすみ「お〜 広いですう〜!」

侑「ここなら 迷惑にならないでしょ?」

侑「どうかな?」

かすみ「バッチリです! ここにしましょう!」

かすみ「えへっ」

かすみ「よいしょっ じゃ〜ん!」

侑「あれ? このネームプレートって…」

かすみ「かすみんが生徒会から取り返してきました!」

かすみ「…無断で」

侑「え?」

歩夢「だからにらまれてるんだ…」

かすみ「何はともあれ しばらくはここが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部室ですよ〜!」

かすみ「ダンスや歌の練習はおいおい始めるとして まずは部員をゲットです!」

侑「何で部員募集からなの?」

かすみ「人がいっぱいいた方が かわいいかすみんが引き立つからです!」

歩夢「アハハ…」

かすみ「ともかく! 手っとり早く部員を集めるなら これでしょ!」


かすみ「やっほ〜! みんなのアイドル かすみんだよ〜!」

かすみ「かすみん〜 虹ヶ咲スクールアイドル同好会の部長になったんだけどぉ〜 そんな大役が務まるか とってもふあ〜ん」

かすみ「でも〜 応援してくれるみ〜んなのために 日本一かわいいスクールアイドル目指して がんばるよっ!」


歩夢「…は?」

侑「うわ〜!」

侑「スクールアイドルの自己紹介初めて生で見た!」

歩夢「うわああっ おおっ おおおっ」

侑「トキめいたよ かすみちゃん!」

歩夢「え!?」

かすみ「えへへっ 侑せんぱ〜い! さすが 分かってますね〜!」

かすみ「これを動画サイトに投稿して 部員募集をします」

かすみ「次は歩夢先輩ですよ 今みたいな感じでお願いしますね〜」

歩夢「え? えええ!? 無理無理無理だよ! 恥ずかしいよ〜!」

かすみ「何が恥ずかしいんですか!? 自己紹介はスクールアイドルの第一歩ですよ?」

歩夢「目が怖いよかすみちゃん…」

かすみ「大丈夫です! かすみんほどじゃないですけど 歩夢先輩も十分かわいいですから〜」

かすみ「張り切っていきましょ〜!」

侑「フフフッ」


歩夢「あっ えっと…  虹ヶ咲学園 普通科2年の 上原歩夢です」

歩夢「あっ… あの私… ス… スク…」

かすみ「声が小さいですよ」

歩夢「うあっ ご… ごめん」

歩夢「私! スクールアイドルやりたくて!」

かすみ「大きすぎです ちゃんとファンのみんなを思い浮かべて」

歩夢「ファン… うう…」

かすみ「不合格ですね」

侑「あちゃ〜」

歩夢「い… いきなりは難しいよ〜!」

かすみ「しかたありませんね〜」

歩夢「ん?」

かすみ「それでは両手を頭の上に」

歩夢「ん… こう?」

かすみ「語尾に『ぴょん』をつけてみましょう」

歩夢「ぴょん!?」

かすみ「ぴょん!」

侑「うさぴょん!」

歩夢「ええ〜!」

かすみ「さあ!」

歩夢「ハッ!」

かすみ「さあ!」

歩夢「ああああ… あ… あ…!」

侑「ん〜!」


歩夢「あ… 歩夢だぴょん…」

かすみ「声が小さい! もう一回!」

歩夢「歩夢だぴょん!」

かすみ「もっとうさぴょんになりきって!」

歩夢「うさぴょんだぴょん!」

かすみ「ぴょんに気持ちがこもってない!」

歩夢「ぴょ〜ん!」



かすみ「週末には動画をアップするので ちゃんと自主練しておいて下さいね?」

歩夢「かわいい 怖い… かわいい 怖い…」

侑「かわいいって大変なんだね」

かすみ「アイドルの基本ですから」

侑「でも せつ菜ちゃんはかわいいっていうよりは かっこいいって感じだったなあ」

かすみ「あっ」

かすみ「せつ菜先輩を知ってるんですか?」

侑「うん 一度遠くで見ただけなんだけどねえ」

侑「気になってたんだけど 同好会って何で廃部になったの?」

かすみ「あ…」

かすみ「元はといえば せつ菜先輩がいけないんです」

侑「ん?」

かすみ「グループを結成した時は結構いい感じだったのに」

かすみ「お披露目ライブに目標を決めた辺りから 何かピリピリしてきて…」

かすみ「『こんなパフォーマンスでは ファンのみんなに 大好きな気持ちは届きませんよ!』って」

かすみ「だから かすみんもムッキーってなっちゃって そのまま…」

かすみ「活動… 休止に…」

侑「ん〜… かすみちゃんもせつ菜ちゃんも ファンに届けたいものがあるんだね」

かすみ「当たり前ですよ! スクールアイドルにとって 応援してくれるみんなは 一番大切なんですから!」

かすみ「より一層 かわいいアイドルであるために…」

歩夢「ハッ! うぅ〜!」

かすみ「あ?」

歩夢「かわいいって何?」

侑&かすみ「アハハ…」

歩夢「かわいいって難しい…」

歩夢「かわいいって…」

かすみ「もう そんなんじゃ ファンのみんなに かわいいは届きませんよ〜」

かすみ「…あっ」


侑「ん? かすみちゃん?」

かすみ「もしかして…」

かすみ「かすみん 同じことしてる…?」



かすみ「ん〜…」


かすみ《こんなの全然かわいくないです!》

かすみ《熱いとかじゃなくて かすみんはかわいい感じでやりたいんです!》

せつ菜《あっ…!》

かすみ《あ…》


かすみ「うう〜 うう〜!」



愛「フフフッ おいしいかい?」

璃奈「運動部の助っ人はいいの?」

愛「このあと 行くよ」

璃奈「おうちの人 どうだった?」

愛「やっぱダメだった〜 飲食店だしね」

璃奈「うちのマンションもペット禁止」

愛&璃奈「ハァ〜…」

璃奈「あ」

愛「ん?」

璃奈「昨日 はんぺん連れてった人だ」


かすみ(いつでも みんなが戻ってこられるように 頑張ってたのに…)

かすみ「はあああ〜!」

かすみ「どうしたらいいんですかあ! かすみん困っちゃいますぅぅぅ〜!」

侑「困ってるの?」

かすみ「…ん?」

侑「ヘヘヘッ」

かすみ「うああああ! いつの間に〜!」

侑「何か様子おかしかったから」

かすみ「あ… 歩夢先輩は?」

侑「もう少し練習してから公園行くって」

かすみ「うう… うわああん!」

侑「えっ うわああ!」

かすみ「侑せんぱ〜い!」



歩夢「スー… ハー…」

歩夢「ん!」


歩夢「新人スクールアイドルの 歩夢だぴょん!」

歩夢「臆病だから さみしいと泣いちゃう〜… ぴょ〜ん」

歩夢「あたたか…」


果林「フフッ」

歩夢「うああああああっ…!」

歩夢「こ… これは… その…」

歩夢「練習をしてて… スススス…」

果林「スクールアイドル?」

歩夢「うんうんうんうん…!」

果林「フフッ そういうこと」

果林「ごめんなさいね 取って置きのかわいいところ見ちゃって」

果林「でも それはあなたの言葉?」

歩夢「え?」

果林「もっと伝える相手のことを意識した方がいいわよ?」

歩夢「頭では分かってるんですけど…」

歩夢「今の私にファンなんていませんし…」

歩夢「あっ」


歩夢「応援してくれる人なら… います!」

果林「フフッ おせっかい終わり」

果林「頑張ってね」



かすみ「かすみんには 一番大切にしたいものがあって…」

かすみ「だから スクールアイドルがやりたくて…」

かすみ「それはきっと… みんなもそうなんですけど…」

かすみ「やりたいことは やりたいんです」

かすみ「けど… 人にやりたいことを押しつけるのは 嫌なんですよぉ」

かすみ「なのに かすみん 歩夢先輩にそれをしちゃって…」

侑「う〜ん… つまり それぞれやりたいことが違ってたってことでしょ?」

侑「それでケンカしちゃうのはしかたないと思うけどなあ」

かすみ「しかたないじゃ困るんです!」

かすみ「このままじゃ また同好会がうまくいかなくなっちゃいますぅ!」

侑「フフッ 悩んでるかすみんもかわいいよ?」

かすみ「あっ… うう〜!」

かすみ「先輩 こんな時にからかわないで下さいよ〜」

侑「からかってないよ〜」

かすみ「もう〜!」

歩夢「遅れてごめんなさ〜い!」

侑「あ 歩夢!」

かすみ「あ…」

歩夢「あの… 自己紹介なんだけど…」

かすみ「あっ…」

歩夢「今 撮ってもらっていい?」

かすみ「あ…」

侑「フフッ」

かすみ「は… はい」

歩夢「ふぅ…」

歩夢「じゃあいくね」

かすみ「どうぞ」


歩夢「虹ヶ咲学園普通科2年 上原歩夢です」

歩夢「自分の好きなこと やりたいことを表現したくてスクールアイドル同好会に入りました」

かすみ「あ…」

歩夢「まだまだできないこともあるけど」

歩夢「一歩一歩 頑張る私を見守ってくれたらうれしいです」

歩夢「よろしくね えへっ」


かすみ「あ…」

歩夢「ハァ… どうかな?」

侑「うわ〜!」

歩夢「わあっ!」

侑「すっごくかわいい! トキめいちゃった! アハハッ!」

かすみ「ゴホン!」

侑&歩夢「あ…」

かすみ「かすみんの考えてたのとはちょっと違いますけどぉ」

かすみ「かわいいから合格です!」

歩夢「ほんと? フフフッ よかった〜」

かすみ「うわっ… うう…」

侑「多分 やりたいことが違っても 大丈夫だよ」

かすみ「え?」

侑「うまく言えないけどさ…」

侑「自分なりの一番を それぞれかなえるやり方って きっとあると思うんだよね」

かすみ「そうでしょうか…」

侑「探してみようよ」

かすみ「あ…」

侑「それに その方が楽しくない?」

かすみ「あ… あっ」

歩夢「フフッ」

かすみ「楽しいし かわいいと思います!」

侑「フフッ でしょ?」

かすみ「アハハハハッ! 先輩 見てて下さい!」


かすみ(いろんなかわいいもかっこいいも 一緒にいられる)

かすみ(そんな場所がほんとにつくれるなら…)


かすみ「でも 歩夢先輩!」

かすみ「どんなにステキな同好会でも」

かすみ「世界で一番かわいいのは かすみんですからね!」



『Poppin’ Up!』

Knock!  Knock! 胸が

Pop!  Pop!  Popping up!

Knock!  Knock! 弾むよ


Knock!  Knock! 夢が!

Pop!  Pop!  Popping up!

ドキドキ! 始めよう


どんなときでも(ワクワク しちゃおう!)

360度どこへでも

細胞レベルの(ウキウキ しちゃおう!)

はじけるような瞬間を キミに


たまにはね(Crying Crying)

うつむいちゃっても(Trying Trying)

そんな時こそね(Keep on smiling)

1秒でも長くかわいく いたいから


届け! 届け!

地球の 果ての果てまで

響け! 響け!(Yes!  Super cutie smile)


私色の 瞬きが溢れてる

だから 笑って


オンリーワンのきらめきを

信じていつも Make My Way!!



かすみ「ハァ… ハァ… ふぅ…」

かすみ(いろんなかっこいいもかわいいも一緒にいられる)

かすみ(そんな場所が本当につくれるなら…)

かすみ(そこは絶対 世界で一番のワンダーランドです!)




ゆっくりと走るこの道 何かが生まれかけてるんだ

それを伝えたいよ 君へと伝えたいんだ


毎日見上げる空の 青さも 季節ごと変わって

決まりはないね 自由に 描いてと 誘われてるよ


あせらないで 行こう!

ときめく 時間を楽しんで もっと!

みんな 自分が好きなことを 追求しちゃおう


どこに向かうか まだ分からないけど

面白そうな未来が待ってると

笑いあえる 君がいれば

嬉しい 今日も ありがとう


さあ これからはそれぞれの地図マップ

広げたら 気軽に飛び出そう

夢見て 憧れて また夢が見たいんだ

見たい、見たいんだ!



果林「返すわ 生徒名簿」

果林「勝手に借りちゃってごめんなさいね」

果林「優木せつ菜という名前は どこにも見つけられなかったわ」

果林「いないはずのせつ菜と どうやって廃部のやり取りができたのかしらね?」

果林「教えてくれる?」

果林「優木せつ菜さん?」



せつ菜「次回 『大好きを叫ぶ』」